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2023年1月カプリコーン杯 決勝を振り返る

みなさま、正月明けのカプリコーン杯の結果はいかがだったでしょうか

中京 短距離1200m 晴れ 良ババ 左回り

自分は、育成の段階からテンションダダ下がりで
最後のブーストが効かず、早々に育成を切り上げてしまいましたが
その中でも「誰を出すか」問題は最後の最後まで引きずりました。

↓これが今回のチャンミ出走バ
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まーたくさんいらっしゃる
それだけ悩んだということですね



それぞれ見ていきましょう
追込キングヘイロー

1/5育成
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1/4育成
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甲乙つけがたいんですこれが
距離A:冬ウマ娘、左回りが揃う、しっぽ上がりが不安定
距離S:冬ウマ娘、強硬策もらえず、しっぽ上がりの発動は堅い

共通して言えることは、スプリントギアは要りませんでした。
抜群の切れ味まで入れた時点で、スプリントギアは外して
コーナー二種か直線を入れたほうがよかったといまなら思います。
同様に登山家もいりません。
つぼみも普通は要らないと思いますが…そこは謎のこだわりで
入れてました。もう一度育成するとしてもそこは外さないかなw

結局どちらを決勝に出したかというと、距離Aの方でした。
決め手は、強硬策と臨機応変でした。
後ろが上がってこれないパターンはよくあるのですが
そこで臨機応変出れば結構蓋を回避できるのでは?!
という思考でした。


先行ニシノフラワー
12/31育成
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1/10育成
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ダブルSのニシノができた時は、
よっしゃ勝ったぜ!と思ったもんですが
走らせてみると御覧の通りまあ勝てない。

いまならわかるニシノの育成法
・根性を高くする
 先行の中で一番根性を高くしないといけないのはニシノフラワーだった
 そこを上げきれなかったのは悔やまれる
・弧線のプロフェッサーアンストは本戦ではいらない
 ニシノ?!3~4位が必要じゃん!これは金速度スキル
 ガンガン積んで前に行かなくちゃ!
 ↓実際
 コーナーで1位2位になってまう…
・真っ向勝負が必要
 実際固有が出ても勝ち切れないことがあるんですよ。
 根性のせいというのもあると思いますが、補足加速は必要。
 だからと言ってつば競り合いは要らない。
 スプリントギアはもっといらない…

その修正版として距離Aのほうを育成してみたものの
緑速度が全く押さえられなかったので複雑
スピスタとれたのはいいけど、結局金である必要は
無かったのかもしれない。

ニシノはたぶん後述のオグリのような速度スキルにして
根性をマシマシにした方がよかったね
まあチャンミ終わった今だからわかるんだけどね

先行オグリキャップ&先行タイキシャトル
1/13育成
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こういう無茶苦茶なコースの時はオグリがつよい
ということで一応押さえておきましょうオグリキャップ

前回は登山家があったので差しで出してました。
登山家の仕様が変わってなければ今回も差しで出していたと思います…

キングやニシノと違い、
本戦に出したオグリは結局この子一体だけでした
他にもオグリ育成はしたけど、距離Sもついたのでまあいいかなと

このオグリの長所はもちろん固有
ここぞというところにすごく速度で勝ちをもぎ取っていく。
弱点は、最速加速が継承しかないところ。
つまり鍔ぜり合いが最速発動しないと終了するところ…
ですが
そこそこ遅延発動でも上がってきてくれるようではありました
なんでそんなに安定感があるのか謎でしたが
実はぐるまみつぼみを安定して発動していたのかもしれない

オグリの強みと弱みは、タイキシャトルもほぼ同じです。
鍔迫り合いが最速で出ないと終了。
でも、先頭にぴったりついていければ
タイキシャトルはオグリをも超える速度が200m地点で出る

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先行で格上刈りをするならタイキ一択でしょう。

2人とも持ってる弱点は同じ。鍔迫り合いが最速ででないと終わり。
強みはお互いにジェネリック上位互換。
最大値は劣るけど、すごく固有がガバガバ発動するオグリ
最大値は大きいけど、その最大値が出るかは不安定なタイキ
どちらを取るかですが…
オグリにしました。やっぱ期待値が大きいのはオグリかなと。
連対複勝率もオグリのほうが高いしね。

今回先行勢がいい動きでこれは勝つ!という瞬間でも
追込キングがぶち抜いていって
え、これ負け?
みたいな展開が多いので、メンバー選定には
キング以外は単純な勝率以外に複勝連対を見る必要があると思います。


先行エルコンドルパサー

1/14育成
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1/14育成
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1/15育成
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今回もエルが強いのはわかっていたけど
魔改造になるのであまり採用するつもりはなかった
ただルムマからは逃げが駆逐され
唯一残ったマーちゃんも勝っているところを見ない
という状況になり、
え、キングニシノまでは決めてたけどもしかして
もう一人はエルのほうがおさまりがいい?
(エルに前に出てもらってニシノを3~4位に押し込む的な意味もあって)
ということで育成してみた

走らせてみると、序盤から1位で幸運な先行でそのまま勝っていく
というパターンがあった
2位で終盤突入すると他の先行に捕まることがあるので
極力幸運先行を狙うべき、という結論になった

ということで、育成してみた3人のなかでも地固めが安定する
良ババ持ちが最有力に。
幸運先行パターンが一番の勝ち筋なので、ニシノから比べて
根性値はそこまで高くなくていい。
逆噴射なんて怖がってる場合じゃねえ!
お前は前に行くしかないんだ!

この3人のエルのなかで誰が有力なのか、
またなんでオグリがあんなに安定するのか、の検証の中でわかったことが
ありました。

今回のこのカプリコーン杯
先行に必須の白スキルがありました。それは…
☆短距離コーナー◎
☆先行コーナー◎
☆抜け出し準備(スピードスター下位)
☆軽い足取り(意気衝天下位)

あったらいいな真っ向勝負と仕掛け準備

☆の4種は必須です。これで何を狙いに行くかというと
レース後半終盤前の位置上げです。
結局走らせて一番強かったのがコレでした。
弧線のプロフェッサー、スピードスター、意気衝天、
持っていても、この☆が欠けては意味がない。

オープン独特の事象かもしれませんが、ここまで明確に
必須の白スキルがあるとは思いませんでした。

決勝動画でもこのへんのスキルがいい位置で出ています。



ちなみに去年のチャンミでは、同じく魔改造枠として
マミークリークを出していました。
去年のカプリコーンは加速が軒並み爆散し、
登山家が全員必須とされ、逃げエルも現れる
地獄の加速不足レースでした。
ファルコがめちゃめちゃ強くて、その対策のために
初めて逃げを出さざるを得なくなったチャンミでした。
(過去通算逃げ使用回数2回の1回目)
オープンは特に、固有をいかに効率的なキャラで選ぶかが重要。
去年はB上限だったので、その傾向は今年よりさらに強かった。
固有を「絶対に必要な要素にする」か「最速加速にする」、
正直これができないキャラはそれだけでスタート時点で不利に
立たされます。なので、、、
絶対に必要な要素→回復
(にして、その分スタミナ値を下げる。一見何言ってんだに
 見えますが、オープン、特にB上限の貴重な8199評価上限の
 中に、下手な無駄打ち固有があるよりも、絶対必要な
 耐力確保に発動しやすい本体固有を回しその分スタミナを下げることで、固有の
 評価値180を最大限有効活用するわけですね。これは
 攻め寄りの本体固有がない代わりに、どこでも使えて非常に汎用性が高く、
 強い継承固有を取るなど、他のBキャラにはできない育成ができます。
 同じ理屈で、正月ダイヤはオープンとしてはめちゃめちゃ強いです。
 ただでさえマチタンが強いのに、さらに覚醒に無我夢中を持ってる
 と考えるともう手が付けられません。)
つまり、マイル以上であれば回復固有が最強まであります。
そこに速度までついてるマチカネタンホイザはまじ最強格です。
そしてもう一つの最速加速。昨年のようなみんなが加速不足で
あえいでいるような環境であれば、何よりも固有で加速を
稼ぎに行きたい、手段があるならば…
ということで、春天組なのにマミークリーク魔改造をしてました。
同じ理屈でエルも強いです。ただし、当時のオープンは中盤を
盛れなかったので、エルを活かしたい場合逃げへの魔改造が求められ、
こちらはこちらで短距離と逃げの継承格上げが求められる地獄の
ルートだったため、自分は選びませんでした。
マミークリークの悪いところは、短距離は二段階魔改造になるところと
春天を超える組になるというところです。
しかしそれを超えてでも、魔改造する価値が去年はありました。
何せ誰もエルマミーを超える加速を持っていないのです。
(当時からカレンチャンはワンチャンあったけど、接続かつ
 加速効果が求められるのでギャンブル傾向でした)
あげくぐるまみは2~4位という先行のなかではガバガバ発動なので、
そこはエルよりも利点があるところです。
マミークリークはわざとあの適性でやってるんでしょうね。でないと
短距離でのエルの存在価値がなくなってしまう。
で、去年はこのマミークリークで勝ったわけですが…



今年は採用を見送りました。
なぜかというと、単純に火力不足だからです。
追込キング、ニシノフラワーと、他の加速固有がめちゃくちゃ強い。
先行への加速手段もそこそこ増えてきた現状だと
複合固有を採用する理由は薄くなっています。
オープンでは評価値制限の関係で、春天組は
よっっっっっぽどその固有に利点があるならやってもいいですが、
今年はもうその労力をかけようと思う価値がない、ということです。

その一方、なぜエルの複合魔改造をしたのかというと
・エルの勝ち筋は幸運先行で単独一位突入したときであって
 その場合中盤時の後続との距離分、マミークリークよりリードが
 ある状態が保証されている
春天がない
・短距離1段階継承で短距離Aにできる
一番重要なのは一つ目でしょう。マミーより一つ有利をとれることが見える。


追込シンボリルドルフ

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今回はドリーム枠じゃありません
抜群の切れ味の出現で、いきなりスタメン候補にあがりました
シンボリルドルフ
春天組なのと、もとよりの7冠バコースで非常につらい戦いを
強いられますが、このくらいを育成できると、はまれば普通に勝てます。
いつも「ルドルフが強いシーンは、つまりオグリでいいってことや」
となっていましたが今回は違う。
今回オグリは追込にしようとすると魔改造枠になってしまうので
初期継承で短距離A追込Aにできる会長とすみ分けができます。

オグリより固有発動位置は不安定だけど、伊達に最終直線
すごく速度じゃありません。出れば上がってくる。

先行2が有力でなければ会長採用も本格的に視野に入っていましたが…



ウマ娘の神が「追込2は死ぬからやめとけ…」とお告げを下してきましたw


今回キングがあまりに強すぎて、単純に勝率で出走キャラを決められない
(普段なら勝てるムーブをきめた先行がキングに追い抜かれる)
ので、決勝メンツ選定にはめちゃくちゃ悩みました。

そのため、ラウンド2のみの戦績抽出を行いました。

キャプチャ298

勝率、連対率、複勝率で上位3位までがそれぞれ
黄青赤
薄い色はそれに次ぐ悩み要素、というところです。

まあこうしてみても、両キングが断トツですね。
で、これに次ぐのが、
良ババ持ちのエル

オグリ

…まさかのニシノ戦績不良…

ニシノを決勝から外すか相当悩みました
ニシノを擁護することもできます。勝ちムーブなのにキングに抜かれてるとか。
でもそれは、条件はエルもオグリも一緒のはずなのです。

距離Aのニシノは複勝率はいいんだが、
「どちらのニシノも連対率がエルオグリに極端に劣る」
ここが、無視できないところでした。

エルは逃げ2になるときついはず。実際圏外率はオグリより高い。
しかし、そういった対戦相手の分布のばらつきも反映された結果が
この数字だとすると、このままニシノを入れることはできない…

ダブルSのあのニシノを外すすのか、相当悩みました。
でも根性が伸びてない状況で弧線とアンストを
「ニシノに」
積んでしまったことは、よくなかったのだろうという結論に
至りました。

そして、あの先行必須の☆4つと、ニシノは特に真っ向勝負
ここを揃えてくるべきだったという結論に至りました。

あとこういうデータも取ってました
対面のメンツ状況
キャプチャ299

まあおよそ決勝では逃げ(0~)1が想定されるわけですね

ということも踏まえて

結局決勝メンツに選んだのは
この3人

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ニシノを外す決断は重かった…
ダブルSニシノに託したかった…

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そして決勝当日

対戦相手はこんな感じ

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一人目
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直近5戦で4勝のニシノフラワー現る
このひとの稼ぎ頭はニシノなのでしょう
金スキルの積み方が似ていて、なぜ自分のニシノはダメだったのか
心が痛くなる

あとマーちゃん
マーちゃんで3割勝率あれば強い
2割強ということでなかなかに勝っている
スピが高く根性ガンもり
下手に追い比べは出したくない相手である

あとこのライスシャワー…愛だな

二人目

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むぐわああああ
か、会長がいる…
デパフ特化ではない会長が…

会長がいるだけで、精神的ダメージが…
「自分は出せなかったけど、この人はオープンでも会長を出すという
決断を下して決勝に来た」
その相手へのどうしようもない劣等感…
第一回めのスコーピオ杯でも味わったこの敗北感…
つらい

この人の稼ぎ頭は断トツのヤマニンゼファー
先行で4割は相当に強いです
なんだかんだ言ってもやはり加速固有はつよい。
風雲の志まではとらなかったようだが。

これだけの勝率を稼いでいれば、条件付き威力の加速と言えど
下手な(うちのニシノのような)ほかの先行加速固有より
安定牌でしょう
正直怖いです。2位で終盤へ押しだしたくはない相手。



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ふと気が付くと逃げ2になってました。
いや~・・・
こまったわ~~~

逃げ1だと思ってたんだけどな~
エルが一気に厳しくなってしまった

勝率4割のゼファーが2番といういい位置を取っている
ところが気になります。

あとキングが大外
追込と言えど大外は結構つらい…
あまり大回りしないでいただきたいところ

今回気が付いたんですが、8番と9番は8枠なんですね
いつも大外は同じ枠だったんだろうか?

まず枠番の時点でエルとキングが厳しいことがわかり
オグリへの期待が高まる

通常オグリさんは、何度もチャンミ決勝に出ているが
実は一度も決勝で勝っていない

今度こそ勝てるのか?!

いざ、決勝

長くなっちゃったので
レース編へ続く